女性は毎日お酒を飲むのは危険
アルコール性肝障害といえば、圧倒的にお酒飲みの男性に多い病気でした。
ところが、最近はお酒を飲む女性が増えていることから、女性の患者さんもめずらしくなくなってきており、その数は今後ますます増加すると予測されています。
女性の飲酒家のなかには、男性顔負けの酒豪もいますが、一般に女性は男性に比べてアルコールの分解能力が低く、肝障害が早く進む傾向があります。
男性の半分の酒量で、しかも、比較的短い飲酒期間で肝硬変に至るといわれていますから、飲み方には十分気をつけないといけません。
2合のお酒でも、毎日欠かさず飲むのは危険なのです。
レストランでフレンチやイタリアンを楽しむというとき、欠かせないのがワインです。
とくに赤ワインは、体によいポリフェノールが入っていることで人気があります。
ポリフェノールには強力な抗酸化作用があり、発生した活性酸素の働きをおさえて酸化を防ぎます。
最も活性酸素に弱い肝臓のために、大いにグラスを傾けたいところですが、赤ワインも飲みすぎれば、当然アルコールによる害があります。
日本酒1合のアルコール量はワイングラス2杯に相当しますから、飲んでも3杯以内におさえるようにします。
ポリフェノールには数多くの種類があり、そのうちのカテキンは緑茶などに、イソフラボンは大豆に含まれています。
ポリフェノールなら、アルコールの害の心配がない、これらの食品でとるようにすると安心です。
アルコール性肝障害の女性の患者さんのなかには、アルコール依存症から肝障害を起こした人もいます。
アルコール依存症は、自分の意志で飲酒行為をコントロールできなくなる精神疾患で、最近、女性に急速に増えています。
依存症になるのは、夫婦関係や嫁姑の問題、子どもの教育といった家庭内の悩み・不安を抱えている人が多く、いやな気分をお酒で解消しようと、家族に隠れて飲み始めたことがきっかけになつているケースがほとんどのようです。
同じ量のお酒を飲み続けると、女性は男性より10〜15年早くアルコール依存症になるといわれます。
お酒でのストレス解消も、量はほどほどにということです。
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