過激なダイエットは脂肪肝の原因
脂肪肝の予防と治療には、まず肥満を解消しなければなりません。
すでに脂肪肝にかかっている人や肥満気味の人には、すぐにでもダイエットを実行してほしいのですが、無理なダイエットによるリバウンドにはくれぐれも注意が必要です。
リバウンドとは、ダイエットを始めてから数か月後には体重が元に戻ってしまったり、さらに太ってしまうことです。
リバウンドを何回もくり返しているとウエイトサイクリングという状態に陥ります。
この状態になると、筋肉が脂肪に入れかわり、体の組成が悪化するということになるので、十分な注意が必要です。
ところで、ダイエットに励む女性に脂肪肝が目立ち始めています。
これは過剰なダイエットによる栄養の乱れが少なからず影響していると考えられます。
絶食や極端な偏食により体が飢餓状態に陥ると、肝臓はエネルギーを生産しようと末梢の脂肪組織からエネルギーをかき集めます。
そして、脂肪とたんばく質からリボたんばくを合成して、血液中に供給しようとするのですが、栄養不足でたんばく質が供給されないと、中性脂肪はそのまま肝細胞内に残ってしまうというわけです。
また、栄養失調のために、AST(GOT)値やALT(GPT)値が1000程度にまで跳ね上がり、高度の肝機能低下を招くこともあります。
脂肪肝は従来、肥満、酒飲み、オジサンの病気といわれていましたが、このように、いまはだれもがかかる可能性のある病気です。
肝臓は沈黙の臓器といわれるだけに、脂肪肝にかかっても症状はなかなか出てきませんが、それでも肝臓が中性脂肪の異常な増加に耐え切れなくなっているか、あるいはそれを処理するために奮闘している状態です。
これ以上、肝臓を痛めつけないために、バランスのよい食事と運動療法を組み合わせた正しいダイエットに切りかえます。
そして、1か月に1〜2sが限度というダイエットのセオリーを守るようにします。
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