朝食抜きのダイエットは逆効果
「ダイエット中だから朝食は食べない」という人は、けっこういるものです。
1日3食のうち1食を抜けば、摂取エネルギー量が減るぶん、やせられるという計算なのでしょうが、その考えは間違っています。
朝食抜きは、逆に肥満を招くからです。
朝食を食べないということは、前日の夕食から翌日の昼食まで、何も食べないということです。
体は極端な飢餓状態に陥っていますから、昼食に入ってきた栄養を盛んに消化吸収し、次の飢餓に備えて、体脂肪としてしっかりため込みます。
朝食を抜くと太りやすくなるのは、体にこうしたメカニズムがあるからです。
朝食を抜くと、昼食や夕食でつい食べすぎてしまい、1日の摂取エネルギーがオーバーになりやすいことも、太る原因としてあげられます。
昼食や夕食に比べ、おろそかにされがちな朝食ですが、あまり知られていない重要な役割があります。
それは、脳にエネルギーを供給し、活性化させることで、本来は25時間周期のク体内時計を、24時間周期に調整することです。
つまり、朝食は、1日のリズムをつくり出す大切な食事なのです。
脳がエネルギー源とするのはブドウ糖だけですから、朝食でごはんやパンなどの炭水化物を食べることには、大きな意味があります。
ダイエットは、朝・昼・夕の3食を規則正しくとることを基本に、無理なく行います。
食べ方が不規則だと、食べ物の栄養素を加工処理する肝臓も不規則に働かされることになり、負担が大きくなります。
ほとんどの場合、太る原因は生活習慣の中にあります。
お酒のつき合いが多くて食事が乱れていないか、ストレス食いやドカ食いをしていないか、菓子類を買い置きして、あれば食べるをくり返していないかなど、一度自分の生活を振り返ってみます。
思い当たることがあれば、朝食を抜いてやせようと考えるより、それを改めるのが先決です。
生活が夜型で遅い時間にものを食べる習慣がついていると、翌朝は食欲がないものです。
夜9時以降は食べないなどして朝おなかがすくようにし、朝食を食べて1日をスタートさせるようにします。
少々食べすぎても、午前中の活動エネルギー源として消費されます。
肥満予防のために、食事の比率は、朝2:昼3:夕1とするのが理想的です。
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