サプリメントや健康食品の効果
血圧や血糖値が高い人向け、ひざ痛の人向けなど、昨今は多種多様のサプリメントが出回っています。
肝臓に関係したものも例外ではありません。
弱った肝臓を元気にする、肝機能を高めるなどとして、しじみエキスやウコンエキスなど、いろいろ目にすることができます。
これらは、どの程度の効果があるのでしょうか。
結論からいえば、まったくゼロではないにしても、期待するほどの効果はないようです。
そもそもサプリメントというのは、栄養補助剤や栄養補助食品の総称で、食事で足りない特定の栄養素を補うためのものです。
薬ではないので、薬と同じ効果を求めるのは間違いといえます。
このことは、健康食品についても同様です。
両者とも、病気を治すものではないのです。
サプリメントや健康食品を試してみたい場合は、科学的根拠のしっかりした製品を選ぶことが大切です。
雑誌やインターネットなどを見て購入する人も多いようですが、いわゆる健康食品の中には、成分が明確でないものも少なからずあります。
そのような製品は、かえって肝臓に悪影響を及ぼしかねないので注意します。
厚生労働省が認可した「特定保健用食品」(健康の維持・増進を目的とした食品)や、「栄養機能食品」(ビタミンやミネラルなどの補給を目的とした食品)のように、成分がきちんと表示されているものなら、基本的に使用しても問題はありません。
通常の食生活では、ビタミンやミネラルをとりすぎるという心配はまずありません。
しかし、サプリメントで大量にとると、過剰症を起こすことがあるので注意が必要です。
たとえば、脂溶性のビタミンEは、余分なものは尿とともに体外に排出される水溶性(ビタミンCなど)と違い、体内に蓄積して軽い肝障害を起こすという報告があります。
また、カルシウムのとりすぎは泌尿器系結石を起こしやすく、食物繊維をとりすぎると、カルシウムの吸収を阻害するといわれています。
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