お酒の飲み方と自覚症状

お酒の飲み方と自覚症状

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お酒の飲み方と自覚症状

「毎日飲んで肝臓は大丈夫かな?」と思いながらも、飲んでいい気持ちになると、肝臓を心配したことさえ忘れてしまう人が多いものです。

いやなことがあっても、酔えば忘れられるのがお酒のよいところですが、これだけは忘れてはいけないことがあります。

それは、お酒による障害は、5年先、10年先に現れるということです。

今は、どこも何ともないかもしれません、検査を受けても、正常という人もいます。

しかし、肝臓は、飲んだ量に比例して障害を受けます。

異常なしであっても、それはひとえに肝臓ががまん強い臓器だからで、すぐにでも肝臓をいたわる飲み方に切り換えないと、気がついたときには遅いということになってしまいます。



毎日お酒を飲む人、1日3合以上飲む人は、気になる症状があってもなくても、少なくとも年1回は肝機能検査を受けることが必要です。

肝臓の状態を定期的にチェックすることは、自動車の車検と同じように、お酒を飲む人の義務と考えるようにします。

検査でとくに異常を指摘されなくても、安心は禁物です。

お酒を飲んでいるぶん、よけいに肝臓を働かせていることを頭に置いて、自分の体にいつもと違うところはないか」折に触れてセルフチェックせする習慣をつけます。

「最近、飲む量が減ってきた」「飲んでも、前ほどうまいと思わなくなった」など気づくことがあったら、それは見逃せない症状です。

ためらわずに受診して、改めて検査を受けるようにします。

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