脂肪肝は生活習慣病の一種
日本人の代表的な生活習慣病といえば、高血圧や糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)などがよく知られていますが、これらはいずれも動脈硬化を促進し、生命を左右する脳卒中や心臓病を発症させる大きな要因になります。
まさに現代日本の飽食″を象徴する負の遺産ともいえる疾病ですが、脂肪肝も現代の日本を代表する生活習慣病のひとつであり、他の多くの生活習慣病と密接に関係しています。
現在、日本人の1500万人もの人が、脂肪肝にかかっているといわれ、その数は年々増加しています。
また、検診などで中性脂肪値、コレステロール値などの異常を指摘される人も増加しており、これらの人は脂肪肝予備群といえます。
さらに、脂肪肝を招きやすい糖尿病の人まで含めると、いまや日本人総脂肪肝時代″という表現があてはまるような勢いで脂肪肝は増加しています。
ところが、脂肪肝と気づかず放置していたり、わかっていても治療を受けない人が多いのも事実です。
脂肪肝の初期段階ではほとんど症状がでてきませんし、すぐに重い肝障害に移行することもないので、あまり怖いイメージがないのかもしれません。
とはいえ、アルコールの過剰摂取や肥満につながる食生活を改めないと、肝臓は徐々にむしばまれていきます。
そして、糖尿病や脂質異常症が脳疾患や心疾患のリスクファクタ一になっているように、脂肪肝も血液循環を悪化させたり、動脈硬化を誘発し、重大な病気につながることがわかっています。
脂肪肝も早い段階で治療しておかないと、将来的に命にかかわる病気につながる可能性があるということです。
脂肪肝は初期段階であれば、生活習慣を改善するだけで治る病気です。
肝細胞にべタ一っとした脂肪のかたまり(脂肪滴という)が蓄積して肝機能が著しく低下してくる前に、定期的に検査を受けて、適切な治療をしておくことが大切なのです。
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