脂質の取りすぎを防ぐ
従来は欧米に多く、日本には少ないとされてきた脂肪肝が急増した原因は、アルコール飲料のとりすぎと食生活の欧米化にあるといわれています。
日本人は1970年代以降、ファストフードに代表される脂肪分の多い食品を多く食べるようになりました。
それに比例するように脂肪肝も増加してきています。
ということは、従来の和食を中心にした脂質の少ない食事に変えれば、脂肪肝は少なくなるはずです。
まずは、次にあげる脂質を抑える3つのコツを理解し、ふだんの食生活で実行します。
脂肪肝につながる脂質異常症を防ぐためにぜひとりたいのは、魚の脂に豊富に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸/IPA:イコサベント酸ともいう)です。
両者はいわし、さば、あじ、さんま、まぐろなどに含まれる不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸には悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪を減らし、善玉コレステロール(HDL)を増やす働きがあります。
また、大豆製品にはリノール酸という不飽和脂肪酸が適度に含まれています。
したがって、コレステロールやばく質や脂質をとるより、魚類、大豆類を中心にした食生活に変えることがおすすめです。
「仕事が終わったあとのビールは最高で、から揚げや串カツがあればいうことなし」
そのおいしさは、飲んべえならずともわかりますが、アルコールと揚げものの組み合わせは最悪です。
中性脂肪を増やし、脂肪肝に一直線といってもいいすぎではありません。
揚げものは衣だけでも80キロカロリー以上あるので、串カツや天ぶらは、避けるか衣をはがして食べるようにします。
「そんな揚げものなら食べたくない」という人は、まずは半分でも衣をはがしてから食べます。
また、家庭の調理に使う油脂は、やはり不飽和脂肪酸のオリーブ油やなたね油を使います。
とくにオリーブ油は悪玉コレステロールを排除するオレイン酸を75%も含有しています。
しかも、過熱や酸化に強いので、妙めものからドレッシングまで、なんでもござれの万能油です。
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