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うつ病についてのQ&A6
<Q>うつ病は予防することはできるのですか。
なぜうつ病になるかはまだよくわかっていませんし、今のところうつ病を予防する方法はありません。
しかし、うつ病になりやすい性格の人が、強いストレスにさらされるとうつ病を発症しやすくなることはわかっています。
現代の社会では、ストレスを避けて通ることはできませんから、うつ病にならないようにするためには、ストレス状況に早期に気づくこと、ストレスをためないようにすることが大切です。
また、うつ病は繰り返して起こることが多いので、再発を予防することも重要です。
うつ病になったことのある人は、ストレスがたまらないように気をつけ、疲れたら休むようにし、睡眠を十分とり、熱中できる趣味を持つなど、気分転換をはかるようにすることが大切です。
<Q>うつ病は治ったのですが、再発を早期に発見するにはどう注意すればよいのでしょうか。
<A>うつ病は再発しやすい病気で、いったん治ったように見えたうつ病が何かのきっかけで再発することはよくあります。
うつ病が再発する場合、以前と同じような症状が出て来るのという特徴があります。
うつ病になったことのある人は、初期の症状をしっかり覚えていて、同じような症状が出てきたら注意が必要です。
<Q>抗うつ薬を飲んでいる間は禁酒しなければならないのでしょうか。
<A>アルコールは最初は禁止し、その後は、症状によって異なります。
飲酒で注意が必要なのは、自殺の問題で、アルコールは中枢神経を抑制する作用がありますから、飲酒をすると自制心が低下してきます。
その結果、死にたいという気持ちがあっても、何とか思いとどまっていた人が、酩酊して自制心を失い、自殺をはかることがあるからです。
飲酒してもよいとされる場合でも、一人では飲まないようにする必要があります。
うつ病のためにアルコール依存症になってしまう人もいて、不眠、気分の落ち込みを改善しようと思って酒を飲んでいるうちに、気がつかないままにアルコールから離れられなくなってしまうことが多いようです。
うつ病がんばるな!
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