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仮面うつ病で過敏性腸症候群
太郎さんは43歳の証券会社に勤めるサラリーマンで、長引く不況の中で会社の業績は低迷を続け、事業の縮小、リストラなどにより、子会社への出向を打診されました。
家庭も犠牲にして仕事に全力を尽くし、仕事には自信があっただけに、家族に話せずに悶々とした日々を送るようになっていました。
夜はなかなか寝付けず、朝も早く目が覚めてしまうため、睡眠不足となり、会社に行っても満足な仕事ができなくなってしまい、自分は必要ない人間だと思うようになりました。
そのうちに、下痢が頻繁に起こるようになり、体重も減ってげっそりと痩せてしまったので、近所の内科を受診し、過敏性腸症候群と言われましたが、もらった薬を飲んでも症状は改善しませんでした。
そこで、奥さんに勧められて心療内科に受診したところ、過敏性腸症候群ではなく、仮面うつ病だったのです。
うつ病がんばるな!
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