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仮面うつ病の様々なきっかけ
うつ病はさまざまなきっかけで起こりますが、発症のきっかけがはっきりしている場合には、きっかけとなる事柄の名前をつけて呼ばれることがあり、昇進うつ病、引越しうつ病、定年うつ病などがその代表的なものです。
そのほかに、燃えつき症候群、空の巣症候群などもあります。
@昇進うつ病
サラリーマンが念願の課長や部長に昇進したことがきっかけでうつ病になってしまうものです。
うつ病になる人は真面目で責任感の強い人ですから、過剰な責任感でがんじがらめになってしまい、昇進が大きなストレスになってしまうのです。
昇進によって職場環境が変わることもストレスになり、部下ができることもストレスになります。
A引越しうつ病
苦労して手に入れたマイホームに引越ししたことがきっかけでうつ病になる場合があります。
目的を達成してほっとしたことがきっかけになる荷おろしうつ病ともいえます。
人間はある一定の場所にいることが心の安定を保つ重要な要素になっており、今まで住んでいたところよりずっといいところに引っ越しても大きなストレスになるのです。
B定年うつ病
定年退職して、それまでの忙しい生活、責任を伴う仕事から解放されたサラリーマンが、新しい生活の中で生きがいを見出せず、孤独感や空虚感に陥ってしまう状態です。
退職に伴う収入の減少、老後の生活に対する不安もうつ状態を引き起こす大きな要因です。
定年退職を迎える初老期は、環境の変化に適応する能力が低下してくる時期でもあり、うつ状態になりやすくなり、この時期に起こるうつ病を初老期うつ病といいますが、定年退職は初老期うつ病のきっかけになります。
うつ病がんばるな!
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