|
中高年男性の仮面うつ病
うつ病の人は、会社からリストラ案が出されたとき、首になるまでがんばるという人は少なく、周りに迷惑をかけたくないという思いで自分から先にやめてしまう人が多いようです。
体の不調を感じて心療内科を受診するとき、会社に迷惑がかかるからといって、辞表を提出してから受診する人も多いようです。
うつ病になりやすい人にとっては出向、リストラの対象にされるのではないか、会社が倒産するのではないかなどの不安にさらされるのは大きなストレスになるのです。
うつ病になり、自殺した人が急増している人の陰には、うつ病になりながら、うつ病であることに気がつかないまま苦しんでいる人、体の不調などの症状を訴えながら、うつ病であることがわからず適切な治療を受けていない人が多くいるのです。
中高年の男性が体の不調を訴えても、昨今のような厳しい経済状況の中では、本人も家族も、仕事が大変だから、仕事で疲れがたまっているからと考えてしまいがちなのですが、実際はうつ病のことも少なくないのです。
突然、出社できなくなったり、辞表を出してしまったり、自殺をしてしまう危険性もありますから、単なる過労と安易に決め付けてしまうのは危険なのです。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|