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仮面うつ病とリラックス
同じストレスを受けても、心身の不調を招く人もいれば、なんでもない人もいて、ストレスの影響はその人の性格によっても異なります。
ストレスの影響を受けやすいのは、真面目で責任感の強い人、何事も完璧にやらないと気がすまない人で、このような人は、融通がきかず、優先順位をつけて物事を処理することが苦手という面があり、そのために、がんばりすぎて無理を重ねたり、自分一人で何とかしようとするため、気がつかないためにストレスがたまってしまいます。
心の健康を保つには、適度な休息をとり、生活にリズムをつけることが必要で、忙しくて休みがとれないという人は、本当にそうなのか、大して重要ではないことに追われて自分で忙しくしていることはないかを振り返る必要もありそうです。
うつ病になりやすい人は、同僚や部下に仕事を任せることができず、全て自分ひとりでやろうとし、自分でなければできない、仕事は休めないと考える人が多いのですが、きちんと休んだ方が心身がリフレッシュして、かえって仕事の能率も上がります。
ストレスをためないためには、音楽を聴いたり、映画を見たり、散歩をしたり、日常生活の中で、自分がリラックスできる時間を持つことがとても大切です。
また、うつ病になりやすい人は、過去の失敗に固執し、繰り返しくよくよと悩んだり、心配し続ける傾向があります。
済んでしまったことに固執しても問題は解決せず、過去変えられないのですから、今何ができるかを前向きに考えることが必要です。
起こっていない出来事をあれこれ心配し、ストレス状態に陥ってしまう人もいます。
やってみなければならわからないことも多いのですから、失敗を先取しないことも大切です。
仕事だけが生きがい、子育てだけが生きがいという人生では、それがなくなったとき、生きる目的を失ってしまいます。
仕事や子育てだけの人生だけでなく、それ以外の生きがいを見つけることが大切です。
うつ病がんばるな!
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