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仮面うつ病とストレスの関係
なぜうつ病になるかは、はっきりとしたことはまだわかっていませんが、うつ病になりやすい遺伝的素因をもっている人に、生活上の変化、環境の変化などのストレスが加わると発病しやすくなると考えられています。
ですので、このようにすればうつ病を予防することができるという方法はありませんが、気持ちを切り替える、ストレスをコントロールするなどを心がければ、うつ病を発症する危険性を低くできるかもしれません。
まず問題になるのはストレスで、生真面目で几帳面、他人の評価をいつも気にしているような、うつ病になりやすい性格の人は、強いストレスにさらされるとうつ病を発症しやすくなります。
ストレスの原因となるのは、夫婦間のトラブル、親子の葛藤、過労、病気、失業、結婚、昇進など、つらい出来事、不幸な出来事だけでなく、結婚や昇進などの嬉しい出来事もストレスの原因となります。
しかし、ストレス自体が悪いわけではなく、適度なストレスは生き生きした生活をするためには不可欠なものなのです。
ストレスが問題になるのは、強すぎたり、長く続いたり、心身ともに疲れきってそのストレスに適応できなくなったときです。
体の疲れは気がつきやすいのですが、ストレスからの精神的疲労はわかりにくく、自分でも気がつかないうちに疲労をためこんでしまいます。
ストレスがたまると、体がだるい、朝起きられない、食欲がない、寝つきが悪くなり睡眠が浅い、イライラする、動悸やめまいがする、頭が重い、下痢や便秘をするなどの不調が現れてきます。
こういう状態を放置しておくと、心身症になったり、うつ病を招いてしまうことになりますので、注意が必要です。
うつ病がんばるな!
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