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仮面うつ病の診断
仮面うつ病もうつ病ですから、診断方法は基本的にうつ病と同じで、気分が憂うつになる、何をするにもおっくうになるなどの精神症状、疼痛がある、食欲がなくなる、眠れない、などの身体症状があるかをみます。
これらの症状が認められ、症状に日内変動があれば仮面うつ病の疑いが強くなります。
うつ状態であるかどうかを調べるために心理テストも行われます。
また、身体症状を訴え、症状の日内変動、心理テスト、病前性格などからうつ病が疑われる場合、抗うつ薬を投与して経過を観察し、症状が劇的に改善すれば仮面うつ病であると診断がつきます。
最初からうつ症状を訴えた場合は、うつ症状が治療を必要とするものかどうかを確かめ、その後でうつ病の原因を調べます。
うつ病の原因については、次のようなことが調べられるようです。
@脳の病気など身体の病気が原因ではないか、薬物が原因で起こったうつ病ではないかを調べます。
A内因性のうつ病ではないかを調べます。
B反応性のうつ病ではないかを調べます。
うつ病は気分が憂うつになり元気がなくなる病気ですから、うつ病の人は暗く落ち込んでいると思われていますが、仮面うつ病のような軽症のうつ病の場合は、外見上は健康な人と変わらないのがほとんどです。
うつ病がんばるな!
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