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人格障害で無断欠勤
太郎さんは31歳の地方公務員で、大学を卒業してから10年間、同じ部署に勤務していましたが、定期異動で中央官庁と折衝する部署に転勤になり、最初のうちは本人も張り切っていたのですが、3ヶ月ほどしてから態度が一変しました。
相手の悪口を言い始め、仕事にも熱が入らなくなり、体の不調を訴え、仕事を休むことが多くなり、休むときは無断欠勤です。
仕事に対する熱意はなくなったものの、待遇面などについては頑固に自己主張し、同僚ともしばしばトラブルを起し、現在では仕事の面でも、人間関係の面でも職場の中で孤立してしまいました。
体調不良を訴えて無断欠勤を繰り返すため、上司はたびたび受診するように勧めたのですが、一向に受診する様子がみられないので、最初がわがままだと思っていた上司も心配になり、自分が同行して受診させました。
診察の結果、人格障害であることがわかり、太郎さんの対してはカウンセリング主体の治療を行ったところ、欠勤も少なくなったのです。
うつ病がんばるな!
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