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うつ病についてのQ&A4
<Q>薬は副作用が心配なので飲みたくありません、薬を飲まないでうつ病を治すことはできるでしょうか。
<A>うつ病の人は薬が嫌いで、飲みたくないという人が多いのですが、薬を飲まないとなかなか治りませんし、症状が悪化してしまうこともあります。
薬を飲めば、病気を早く治すことができます。
薬の副作用を心配して、自分勝手に薬の量を減らしたり、薬を飲む回数を減らしたりしていると、結局は治るまでに時間がかかり、結果としてたくさんの量の薬を飲むことになるのです。
<Q>うつ病でインポテンスになってしまいました、バイアグラが話題になっていますが飲んでもよいのでしょうか。
<A>うつ病だからバイアグラを飲んではいけないということはありません。
本人に飲みたいという気持ちがあるのなら、試してみてもよいのですが、バイアグラは誰でも服用できるのではなく、狭心症などの心臓の病気を持っている人、血圧の高い人、重症の肝臓病がある人などは服用することはできません。
<Q>うつ病では励ましてはいけないといわれていますが、家族としてはどのような言葉をかけたらいいでしょうか。
元気がない状態をみると、家族はつい「元気を出せ」「がんばれ」などと声をかけたくなりますが、うつ病の人は、怠けているわけでも、たるんでいるわけでもなく、病気のために元気が出ない状態ですから、気持ちの持ち方や意思の力で、元気を取り戻すことはできないのです。
うつ病になる人は、まじめで責任感の強い人なので、家族や周囲の人から励まされると、元気になれない自分を責めることになり、かえって病気を悪化させることになるのです。
心身のエネルギーがきれた状態であることを理解し、エネルギーが蓄えられるまで温かく見守るという態度で接することが大切です。
うつ病がんばるな!
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