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うつ病についてのQ&A7
<Q>父が脳梗塞で倒れ、リハビリを始めましたがやる気がなく、うつ病ではないかと思うのですが。
<A>脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血などの脳血管障害では、かなり高い頻度でうつ状態が現れます。
発作のショックが引き金となってうつ病を発症することもあり、実際にリハビリを嫌がる人にはうつ病になっている人が多いとされます。
高齢者の場合、元気がなくぼんやりしていると、発作のためボケてしまったと誤解され、うつ状態であることが見逃されてしまうことが多いようです。
うつ状態の場合、リハビリを無理にやらせると、かえって追い込むことになって症状を悪化させてしまいますし、ときには自殺してしまうこともあるのです。
<Q>車の運転を控えていたのですが、抗うつ薬も減ったので、車の運転はできるでしょうか。
<A>抗うつ薬は睡眠薬や精神安定剤と同じように、集中力、注意力、反射運動能力などを低下させることがありますので、薬を服用している間は原則として車を運転することは禁止されています。
症状が改善してきて、寝る前に服用するだけなら、昼過ぎに車の運転をしても差し支えないことがありますし、薬を飲みなれていて維持量程度に薬が減った場合にも車の運転が可能なことがあります。
ただし、この場合にも、抗うつ薬を飲んでから数時間は車の運転は禁止です。
うつ病がんばるな!
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