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仮面うつ病のめまい
花子さんは39歳の女性で、3年前、母親が倒れたため会社を辞め、自宅で母親の介護をしていたのですが、めまいが起こるようになり、人ごみに出ると頭痛がして気分が悪くなるようになりました。
耳鼻科、神経内科などに通院して、検査を受けましたが異常はなく、それでも症状が改善しないので、心療内科を受診しました。
症状の中心はめまいなのですが、頭痛、動悸、胃のもたれ感に悩んでいることがわかりました。
また、症状には日内変動があり、めまいや頭痛は朝方に起こり、夕方にはほとんどみられませんでした。
仮面うつ病を疑い、抗うつ薬を処方したところ、2ヵ月後にはめまいがなくなったのです。
花子さんは子供の頃、虚弱児といわれていて、起立性調節障害といわれている子供の中にはうつ病の場合があるのです。
起立性調節障害とは、身体的な症状としてはめまい・立ちくらみが一番多くみられ、その他にも動悸・息切れ・睡眠障害・食欲不振・腹痛・頭痛・倦怠感など人によりさまざまな症状が現れます。
うつ病がんばるな!
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