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仮面うつ病で自殺の危険性
うつ病で最も注意しなければならないのは、自殺をしてしまう危険があることです。
家族や周囲の人は、自殺の兆候がないか、言動などに注意する必要があります。
自殺の危険性が高いのは、次のような場合です。
@死にたい、消えてしまいたい、など、自殺願望をほのめかす。
A自分を責めたり、悔やんだりする気持ちが強い。
Bイライラしたり、落ち着きがない。
C不眠を強く訴える。
肉親に自殺をした人がいる場合も自殺の危険性が高くなると言われますし、過去に自殺未遂をしたことがある人は自殺する危険が高いと言われています。
自殺をしたいと打ち明けられたり、死にたいという言葉を聞いたとき、家族や周囲の人は、「馬鹿なことを考えるな」などと叱ったりしないことも大切です。
話をそらしたり、説教をしたりしないことも大切で、そのように言われると、自分のことをわかってくれないと考え、相談したのにかえって暗い気持ちに追い込まれてしまいます。
自殺したいと言われたときは、反論したり、説教したりせず、相手の言うことをひたすら聞いてあげると、話をするだけで気持ちが落ち着き、死にたいという気持ちが和らぐこともあります。
症状が重いときは自殺をする気力もないのですが、回復期には自殺する危険性が高くなるのです。
また、自殺で注意することは飲酒で、酩酊すると、自殺したいという気持ちにブレーキがかからなくなってしまうことがあるからです。
うつ病の人が酩酊して自殺をしてしまうことは多く、症状が重いときはもちろんですが、症状が軽くなってからも一人で飲酒しないように注意する必要があります。
うつ病がんばるな!
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