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青魚は天然の抗うつ薬
1人当たりの魚摂取量が年間63キログラムと世界で一番魚を食べる日本人で、うつ病の発生率は0、12%でした。
しかし、年間18キログラム程度と、魚をあまり食べないニュージーランドでのうつ病発生率は6%近かったのです。
最近の研究では、日本人のうつ病の発生率は6、5%と見直されていますが、同じ研究では、欧米のうつ病は10〜25%とされています。
同じ基準で比べたとき、魚摂取量の多い国は、魚摂取量の少ない国よりうつ病の発生率が低いのです。
魚油を添加した食事を与えた子豚の実験では、実験開始から18日後には、子豚の脳のセロトニンレベルが2倍になりました。
セロトニン不足のうつ病には、抗うつ薬でセロトニンレベルを上げるのが有効とされていますが、それと同じくらいの効果を上げたのです。
マグロやハマチ、サバ、イワシ、サンマなどの魚油の主成分は、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)です。
植物油ではαリノレン酸が魚油と同じ効果を持っており、DHAやEPAは生体内でαリノレン酸から作られているのです。
うつ病がんばるな!
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