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慢性下痢にはタンパク質
食べ過ぎや飲みすぎ、寝冷え、食中毒などが原因で起こる急性下痢のときは、しばらく固形物を食べず適度な水分を補給し、安静にすれば改善されます。
しかし、うつやストレスなど、自律神経のバランスが崩れて起こる慢性下痢の場合は、人体に近い成分のタンパク質を摂ります。
血管も臓器も細胞でできており、人体は細胞の集まりですから、細胞の主成分であるタンパク質を摂るようにします。
慢性下痢の場合、人体に近い、動物性のタンパク質を摂るのがよいのです。
ストレスを受け、下痢をすると、エネルギー源のブドウ糖を体内でつくるために、タンパク質の分解が進みます。
そうなると、下痢のせいで栄養が外に排出されるばかりか、免疫力も落ちて病気になりやすくなります。
動物性タンパク質の代表は、豚肉、牛肉、魚、鶏卵で、胃に負担がかかりそうと思われがちですが、実は人体に近い細胞組織から成り立っているので、吸収されやすいのです。
どうしても牛肉や豚肉を食べるのがつらいようなら、さっぱりとした鶏肉のササミ、カツオやブリなどの魚介類から摂ります。
このとき、食物繊維が多く含まれる、サツマイモ、サトイモ、ゴボウなどは、消化が悪く、症状が悪化する恐れがありますから、控えます。
うつ病がんばるな!
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