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ストレスで栄養素を消費
人間は心理的及び肉体的な刺激を受け続けて生きており、不安、悲しみ、怒り、恐れといった心理的な刺激、暑さ、寒さ、騒音、疲労、傷などの物理的な刺激があります。
これらの刺激が体や心にひずみを与え、これをストレスといいます。
ストレスが過度になったり、長く続くと心や体に変調をきたし、どんな変調かは人それぞれで、不眠やイライラ、攻撃性を引き起こすこともあれば、頭痛や便秘、高血圧など肉体的な変調となることもあります。
旅行をすると便秘をするという人も、ストレスによって腸に動きが止まるためです。
強いストレスがあると、この事態に対応するために、人間は体の非常事態をとり、アドレナリンというホルモンを出して、心拍数を上げ、脳を活性化して、危機への対応能力を高めます。
同時にコルチゾールというホルモンを放出し、備蓄していたエネルギーを放出します。
グリコーゲン、皮下脂肪だけでなく、筋肉や骨格、免疫細胞などのタンパク質も分解されて、エネルギーに変えられます。
このように、ストレスによって非常用の栄養素を使い果たしてしまうのです。
ストレスによって、記憶力が低下することが知られていますが、これは海馬という脳の中の記憶を担当する部分がストレスによって壊れていくからです。
うつ病がんばるな!
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