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脳を動かす栄養素を摂る
心とは、脳という臓器が作り出す映像で、脳を動かすには食べ物が必要なのです。
主に、脂肪、糖質、タンパク質からできており、これを三大栄養素といい、食べ物が脳に利用されるには、胃や腸の酵素によって、脂質は脂肪酸に、糖質はブドウ糖に、タンパク質はアミノ酸に分解されます。
そして、心を作っているのは、脳の中の神経伝達物質といわれるもので、これらの伝達物質の正体は、アミノ酸、又はアミノ酸がつながったペプチドといわれ、タンパク質の一種です。
もし、うつの症状があるとしたら、心を作る材料を摂取すればよいということになります。
うつを改善させるセロトニンという伝達物質は、トリプトファンというアミノ酸から作られます。
体内では作られないので、食べ物から摂らなければならないのです。
セロトニンはメラトニンというホルモンの材料にもなり、メラトニンは寝つきをよくする働きがありますが、セロトニンが足りないとメラトニンも足りなくなるのです。
うつ状態を抑えるセロトニンという神経伝達物質は、寝つきをよくするホルモンであるメラトニンの原材料であり、セロトニンが足りない人はメラトニンも足りなくなり、寝つきが悪くなると考えられるのです。
だとすれば、セロトニンを作る材料が足りなくなっていると考えられ、その材料はトリプトファンであり、ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムなのです。
 うつ病がんばるな！
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