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神経を興奮させたり抑える
グルタミン酸は神経伝達物質の中で最も多く、神経を興奮させる作用があります。
グルタミン酸は神経のスイッチをオンにする神経伝達物質で、逆にオフにするのがギャバという神経伝達物質です。
この2つのアミノ酸は、セットになって多くの神経細胞のスイッチを入れたり、切ったりしています。
グルタミン酸は、アンモニアと結びついてグルタミンとなり、アンモニアを排出する役割を果たしています。
アンモニアには神経毒性があり、肝硬変などで肝機能が衰え、アンモニアの解毒が滞ると、幻覚などを伴う肝性脳症とう症状を起すことがあります。
グルタミン酸は、ナトリウムと結びついてグルタミン酸ナトリウムになると、強いうまみ成分となります。
通常は不足することがないと考えられていますが、筋肉を増強させるトレーニングを行ったときなど、筋肉を増殖させるためにグルタミン酸が使われて、不足することがあります。
昆布、チーズ、緑茶、シイタケ、トマトなどに多く含まれています。
グルタミン酸の反対の働きをするギャバは、グルタミン酸に特定の酵素が働くことで作られます。
ストレスが発生すると、これを抑えるために、脳内でギャバの生産が増えます。
ギャバには鎮静効果があり、気持ちを落ち着ける効果があり、また血圧を下げる効果があります。
グルタミン酸をギャバに変えるのに欠かせないのが、ビタミンB6で、これが不足するとギャバが不足し、グルタミン酸が過剰になるので、脳の興奮がおさまりません。
ビタミンB6の豊富なマグロ、牛肉、バナナも摂るようにします。
うつ病がんばるな!
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