勝ち負けにこだわる人
「勝ち負けにこだわる人」は、疲れる人生になります。
子どものころから、いい成績をとれ、あの子に負けるなと育てられた人が大人になつているわけですから、勝ち負けは幸せを感じるためのとても重要な要素になっています。
勝ち組・負け組という言葉が流行ったこともありました。
どんなに勝ち続けてきた人も、どこかで負けます。
高校野球でも、甲子園で優勝するのはただ一校だけで、その優勝した高校も、翌年は予選で敗れて、キャプテンが優勝旗をもって一人で入場行進をするというシーンをよく見ます。
どんなにすごい人でも、どこかで負けを体験し、そのとき、負けることは人生の終わりだと思っていたりすると、もう立ち直れません。
勝ったり負けたりを繰り返している人のほうが、結局は免疫力も鍛えられて強くなります。
勝ち続けることを求めるのではなく、勝ったり負けたりを楽しむほうがはるかに人生は豊かになるし、もっと達観して、勝ち負けにこだわらずに人生を楽しめれば、これほどすばらしいことはないのです。
でも、考えてみれば、だれもがコンプレックスをもっており、ひとかどの人物になった人は、そのコンプレックスをバネにして大きく成長しています。
コンプレックスは、成長のためにはなくてはならないものです。
コンプレックスは、隠せば隠すほど、大きくなってしまいます。
いっそのこと、さらけ出してしまったほうがよいのです。
背が低いことがコンプレックスなら、それをカバーしようとシークレットブーツを履くというようなことをせず、低いなら低いままで、そんな自分を認めてくれる人と付き合ったほうがいいのです。
人の評価を気にしてしまうから、コンプレックスというのは生じます。
人が何と言おうと、自分は自分で、どんなコンプレックスをもっていても、そのコンプレックスのために、世界中の人に嫌われるということはありません。
「そんなの大したことない」と開き直るのが一番です。
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