健康診断で重要なこと
厳格に健康診断に従って健康管理をしていると、逆に早死にしてしまうリスクもあるのです。
つまり、健康診断の数字を絶対的なものと思い込み、医者の言葉を100%信じて言われた通りに食事制限をし、薬を飲むという真面目人間は、皮肉なことに、不健康になり短命ということもある場合もあるのです。
健康診断の結果は、あまり気にしないというのが一番ですが、診断結果は、だれもが気になるものです。
重要なのは血圧で、それも下の数字で、下が100とか110とかあるようでしたら、それはコントロールが必要です。
それ以外は気にする必要はありません。
あと、40代、50代でしたら、とても進行の速い胃がんと肺がんの検診はしたほうがよいかもしれません。
健康で長生きするためには、それくらいの真面目さでちょうどいいのです。
コレステロールが高いといけないと信じきっている真面目人間は、日々の食生活でも、肉を控えて野菜中心にしたり、食用油も「コレステロールを下げる」という商品を選んだりしますが、コレステロールは大切なものなのにです。
総コレステロール値は300r/dlまでなら大丈夫ですから、美味しい肉をたくさん食べて、お酒も飲んで、大いに楽しい食生活を満喫しても大丈夫なのです。
それに、コレステロールというのは、8割は体内で作られるもので、肉を食べたからといって、そう簡単に増えるものでもありません。
コレステロールなど気にしないで、食べたいものを喜んで食べるのが一番の健康法です。
コレステロールは、言ってみれば、生きる活力の素です。
ここ数年、新型インフルエンザが流行し、たくさんの人が亡くなっています。
これがもっと広く流行すれば、何十万人という死者が出ると言われています。
もし、そんな中で助かる人がいるとしたら、それはコレステロール値の高い人です。
コレステロール値と感染症に関する研究があり、重要なことなのに、日本ではほとんど話題になっていません。
疫学調査によると、大部分が肺炎が原因だと考えられる呼吸器疾患による死亡率は、LDLコレステロール値が180r/dl以上であれば、男性で3分の1以下、女性で約半分になりました。
ちなみに、LDLコレステロールは、「悪玉コレステロール」とも呼ばれ、140r/dl以上だと異常とされます。
この悪玉という呼び方は、呼び名をつければ、だれだって、高いと悪い、低いといいというふうに考えてしまいますが、実際は、そんなことはないのです。
調査結果から考えれば、健康診断でLDLが180あったとわかり、薬で140まで下げるなどという行為は、感染症にかかりやすい体を作ろうとしているようなものなのです。
また、アメリカでの調査によると、男性4万8000名では総コレステロール値が高いほうが、明らかに肺炎とインフルエンザで入院する人が少なかったという結果が出ました。
動物実験でも、LDLを高値にすると、感染症での死亡率が激減することが確認されています。
人類の歴史の中で、感染症の爆発的な広がりは何度もありました。
ペストでヨーロッパの人口が激減したということもあったくらいで、感染症は人類の存亡にかかわる病気でもあるのです。
感染症は、そのいくつかは人類の手によって撲滅されましたが、細菌の種類などいくらでもあるし、突然変異も起こっていますので、いつパンデミック(世界的流行)が起こっても不思議ではありません。
そういう危機を乗り越えて、生き残ってきたのは、コレステロール値の高い人たちであり、これから生き残っていくのも、そういう人たちではないかというのも、的外れな話ではないのかもしれません。
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