粗食よりもいろいろ食べる方が
コレステロールということを考えてみると、巷で言われているヘルシーな食事というのが果たしていいのかどうか、疑問が出てきます。
たとえば、粗食がもてはやされ、日本の昔の食事がいいんだという話が、何の根拠もないのに広がってしまっています。
中高年になったら肉は体に毒だと思い込んでいる人も少なくなく、食卓には野菜が並び、肉や卵はほとんどありません。
あるいは、そばをツルツルツとすすって一食終わりという人もいるかもしれません。
これでは、免疫力も血管も弱ってしまいます。
かつて日本人は、1日に平均4合の米を食べ、ご飯でお腹をいっぱいにしていたわけです。味噌汁と漬物、それに魚もあったかもしれませんが、大したおかずではなく、つまり、粗食です。
それが、今、主食は、ご飯ばかりではなくて、パンもあれば、スパゲッティもあり、おかずは、野菜はもちろんですが、肉や卵を使った料理もふんだんに出ます。
その結果、どうなったか。
寿命が伸びているわけです。
40年前、百歳まで生きた人は数えるほどでしたが、それでもそういう人たちは、いろいろなものをバランス良く食べていたようです。
アメリカは、日本ほど長寿の国ではありませんが、富裕層に限っては、世界のトップレベルの寿命です。
そういう人たちは、やっぱりいろいろなものを食べていて、お金があるから食生活が豊かなのです。
いろいろなものを食べることで、栄養のバランスがとれてくるのです。
日本では、ある程度の収入があれば、それなりに豊かな食生活ができますから、そういう環境にあることをありがたく思って、いろいろなものを食べるようにしたほうがよいのかもしれません。
楽天で安眠グッズを探す
Amazonで健康食品を探す |
|