アトピーは石鹸洗いが原因
女性にとって子育てというのは、非常に大きな仕事で、最近は、核家族でおばあちゃんから子育てを教えてもらう機会もなくなりましたし、おばあちゃんの世代そのものがあまり子育ての知恵をもっていないようです。
そのため、本だとかテレビ、インターネットで情報を仕入れて、それをもとに子育てしているわけです。
アトピー性皮膚炎の子どもが、ずいぶん前から増え続け、子育て上の悩みという以上に、社会問題とさえ言っていいくらいです。
病院へ行って、薬をもらって治そうとするのですが、病院で出される薬は一時的には良くなっても、根本的には治っていかないので、アトピーが消えたと思ったらまた出てくるということを繰り返しているのが実情です。
モンゴルの田舎では、アトピーの子どもは一人もいません。
日本人と非常に似た人種であるモンゴル人にはアトピーがなくて、どうして日本人にはこんなにもあるのかということを突き詰めていくと、意外な事実がわかってきました。
答えは、お風呂で、モンゴル人は、パオというテントで移動する暮らしをしていますので、ほとんどお風呂へ入ることがありません。
それに対して、日本人は、毎日お風呂に入って、体の隅々まで石鹸でこすります。
赤ちゃんを石鹸でゴシゴシと洗う習慣が、アトピーをこれほどまでに多くしたのです。
赤ちゃん用の石鹸はたくさん売れています。
日本の母親は、ほんの少しの汚れも許さないくらい、ていねいに赤ちゃんを磨いているのです。
どうして石鹸を使わないほうがいいのかには、きちんとした理由があります。
それを防いでいるのは、皮膚表面の脂で、石鹸を使うと、その脂がきれいにとれてしまいます。
そのうえ、ゴシゴシとタオルでこすれば、皮膚に傷がついて、そこから抗原が入ってしまうのです。
赤ちゃんのお風呂は、お湯で汚れを流すだけで十分です。
石鹸とゴシゴシをやめるだけでかなり改善します。
だいたい、真面目で凡帳面なお母さんほど、子どもをアトピーにしてしまいます。
ちょっと汚れればゴシゴシこすり、ちょっと湿疹が出てくると、またそこへ石鹸をつけてゴシゴシこする、完全に悪循環です。
お母さんが面倒臭がり屋で、赤ちゃんのお風呂はジャポンと湯船につけて終わりという家庭では、アトピーとは無縁なのです。
これは大人も同じで、石鹸でゴシゴシと肌をこすると、さまざまな皮膚のトラブルが起こってきます。
かゆみが出てきて、そこをかいたりこすったりしますから、さらに悪化してという具合に、皮膚がどんどんと悪くなってしまいます。
石鹸を使ってゴシゴシこすらなくても、そんなに簡単に人が嫌がるほどの臭いを発することはありません。
ザブンと入ってすぐに出てくるカラスの行水でも、いいのです。
楽天で安眠グッズを探す
Amazonで健康食品を探す |
|