お酒は毎日の喜び
男性に多いのですが、退院するときに、主治医に必ず聞くことがあり、おずおずとしながらの質問です。
「アルコールは、週に1回くらいはいいでしょうか?」
入院中はずっとがまんしてきたお酒が恋しくてたまらないのです。
主治医の答えは、「ビールをコップ1杯くらい。それを週に1度くらいからにしてください」という、何とも物足りないものです。
しかし、アルコールも必要以上にはがまんしなくてもいいのかもしれません。
朝から晩まで、アルコールがないと生きていけないというのは、病気で、それは論外として、一日が終わって、「今日もがんばった」とビールを飲むくらいは、健康のためにプラスになります。
生活にはメリハリが必要で、ダラダラしているのが、健康にはもっとも悪い影響を与えます。
働くときには目いっぱい働く、休むときには仕事のことは忘れて休むことに専念する。
眠れないという人が増えており、昼間、会社で失敗したことや、明日の仕事のことが気になって、夜遅くなっても目が冴えて眠くならない、これは最悪のパターンです。
そんな切り替えのときに、お酒というのは役に立ちます。
今の若い人は、仕事帰りに飲み屋へ寄ることが少なくなっているようです。
昔は、仕事を終えたら、飲み屋ののれんをくぐり、そこで馬鹿な話をして大笑いしたり、愚痴を言ったりして、頭を切り替えてから家へ帰ったものです。
飲み屋のママは、最高のカウンセラーだと言う人もおり、いろいろなことをニコニコしながら聞いてくれます。
苦労している人が多いから、ちょっとした一言が、心にしみたりする、そういう酒の場が少ないというのは、精神的な病気が増えている原因のひとつかもしれません。
適量のお酒は、何とも言えない幸福感を与えてくれるものです。
お酒で幸せを感じられる人は、1週間に1度などと控え目なことは言わないで、毎日の喜びとしてよいのです。
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