タバコを吸って長生き?
タバコは体にいいと思うかという質問に対して まず、ほとんどの人が、「悪い」と答えます。
特に、タバコは肺がんの元凶であるということに、異論を唱える人はいないはずです。
実際、この数年でタバコを自主的にやめたり、家族からやめさせられた人はたくさんいると思います。
しかし、次の統計では、1965年の日本人の喫煙率は、男82.3%、女15.7%でした。
そこから、特に男性の喫煙率はどんどんと低下していきます。
2005年では、男45.8%、女13.8%になっています。
もし、タバコが肺がんの原因だったら、喫煙率の減少によって肺がんの患者は減っているはずです。
ところが、実際には、肺がんの患者は、1970年に1万489人だったのが、2002年には5万6000人と、5倍以上に増えているのです。
さらに、2007年に厚生労働省が発表したところによると、男性の、人口10万人当たりに占める死亡率は、肺がんがダントツです。
この40年で7倍にも増え、特に平成に入ってからは右肩上がりの急カーブです。
こういった事実を見ることなく、ただタバコが悪いと、思い続けてきたのです。
ある意味、洗脳されてきたようなもので、タバコを吸う場所がどんどんなくなり、吸っていると犯罪者のように見られ、肩身の狭い思いをしてきた方々、がんばって禁煙した方々が多くいます。
昭和30年以降の高度成長のころ、男性は、今とは比べ物にならないほどきついニコチンやタールのタバコを吸っていました。
それに、公害もひどくて、大気も今以上に汚染されていました。
それでも、今のほうが肺がんが多いのです。
何か、違う要因があるとしか考えられません。
このことは、世界的にも言え、禁煙しょうという動きはどんどんと広がっているのですが、肺がんは増えるばかりです。
そして、いまだに実験的に肺がんを作ることはできません。
私たちは、あの原発事故で、そのことを痛いほど体験しました。そろそろ、ちょっと不真面目になって、人の言うことを一方的に信じず、自分はどういう道を行くのか、まわりに惑わされずに歩いていくことが、自分の身を守ることにつながるのかもしれません。
ある人は、入院してタバコとお酒を禁止され、いつもそばにあったタバコとお酒から遠ざけられて、その人は落ち着きません。
それで、ついつい甘いものに手が伸びてしまいました。
人間の三大噂好品と言ってもいいものは、お酒とタバコと甘いものです。
これらによって、精神を安定させています。
これを全部禁止したら、どんなことになるのか、自分の体で実験してみてください。
お酒もタバコも甘いものも一切とらない生活はどんなものか、イライラや欲求不満が高まってくる人がほとんどだと思います。
喫煙を続けて65歳を過ぎた人と非喫煙者の生存曲線を比べると、まったく変わりがないという老人ホームの入居者のデータが知られています。
50歳までタバコを吸い続けてきた人は、今さらやめる必要はないのかもしれません。
もし、タバコが害を与えるとしたら、まだ細胞分裂の盛んな未成年者のときだけです。
その時期を過ぎて、50歳までタバコを吸い続け、それでも元気でいられたのですから、そういう人にとってタバコは問題ないとも考えられるのです。
50歳を過ぎて何か病気が見つかっても、その責任をタバコに押し付けるのではなく、ほかに原因を探したほうが、適切な治療を受けられるとも考えられます。
自分にとって、タバコはどういう存在なのか、惰性で吸っているなら、やめるというのもひとつの選択ですが、もし、息抜きやストレス解消になっているなら、無理に禁煙することは逆効果になる危険性もあるかもしれません。
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