前頭葉を刺激して若さを保つ
ギャンブルというのは、頭が熱くなり、勝っても興奮し、負けても興奮し、脳への刺激としてはちょっと過激かと思えるくらいのものがあります。
人間が老化していくとき、頭の中でもっとも早く衰えていくのは大脳の前頭葉という部分で、前頭葉には3つの機能があります。
1つ目は「運動機能中枢」で、運動を司っています。
2つ目が「運動言語中枢」で、ここがやられるとしやべれなくなってしまいます。
3つ目が「精神機能中枢」で、人間を人間たらしめる高次の働きで、意志や計画性、創造性などを司っています。
この前頭葉を活発に働かせることが、若さを保つ秘訣であり、長生きのポイントでもあり、そのためには、常に前頭葉に刺激を与えておく必要があります。
しかし、年をとって前頭葉が衰えてくると、小さな刺激では興奮しなくなるのです。
若いときには、ちょっとしたことで、大笑いしたり、喜んだりできて、それが前頭葉を興奮させ活性化させます。
年をとると、悲しいかな、箸が転んでも何とも思えなくなってしまい、もっと強烈な刺激がないと、前頭葉は興奮しないのです。
前頭葉が目を覚ますような強い刺激というのは、身近なところでは、恋愛とギャンブルで、スケベな人が長生きできるのは、前頭葉とも関係があったのです。
そして、もうひとつの刺激がギャンブルです。
ギャンブルは、脳の刺激には非常に適していますが、健康長寿を考えると、勝つ体験を増やすことで、だいたい、パチンコにしても競馬にしても、何気なくやって勝てるものではありません。
必勝法を見つけ出すんだという執念というか、強い思いがあって、勝率が上がってきます。
必勝法を考えようとすることと、それによって勝利を得られるという快感、このセットが、前頭葉にとってはとてもいいのです。
恋愛なら、ただ単に性行為をするということではなく、それに至る過程で、どうやって口説こうか、気に入られようかと頭をひねって、その結果、「やったー!」という喜びにつながると、これは最高の刺激となります。
ギャンブルも、ひまつぶしにやるのではあまり健康長寿の足しにはなりません。
それよりも、女性を口説くとき、いろいろと知恵を絞って、ドキドキしながらアプローチするように、ギャンブルに勝てる方法をじっくりと研究してみるようにします。
ただし、恋愛もギャンブルも、のめり込んでしまうと悲劇が待っています、前頭葉が興奮するような刺激には危険な香りがあるのです。
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