安全な飲酒量と肝臓を休ませる
肝臓が心配な人は本当は、お酒を飲まないのが一番、お酒は肝臓にとって害(からだにとって異物)となります。
薬と害とは紙一重といわれるように、お酒を飲めばストレスがとれる、食欲が増すなどというよい面もありますが、度を越せば、からだに悪いことはもちろんです。
お酒を飲んで楽しいのは、頭だけであり、いっぼうで肝臓は苦しんでいるといってもよいのです。
では健康な人でどの程度なら安全なのでしょうか?
アルコールは肝臓で分解されますが、その分解のされ方はだれでもみな同じです。
一般に肝臓のアルコール分解能力は、1時間、体重1キログラム当たり、純アルコールにして0.1グラムです。
体重60キログラムの人では、1時間当たり0.1グラム×60で6グラム、24時間ですと6グラム×24で144グラムということになります。
これがお酒にして何合に当たるかといいますと、1合は約25グラムのアルコールを含んでいますから、144÷25で約6合となります。
この量が、体重60キログラムの人の1日のアルコール分解能力の最大量です。
しかし、一般に夜お酒を飲んで翌日には仕事をしなければなりません。
12時間でアルコールが完全に分解されるためには、6合の半分の3合が限度ということになります。
この3合が最大限度の量で、それより少ないほうがよいということになります。
そこで、2合以下なら安全、せいぜい1合だという線がでてきます。
安全域であっても、それが毎日つづいたのでは肝臓も疲れます。
肝臓はアルコールの分解を一手に引き受けているのですから、毎日毎日はたらかされていてはくたびれてしまいます。
しかし、肝臓は回復力の強い臓器ですから、1日でも2日でも休ませてあげると驚くほど回復します。
ですからせめて週に2回ぐらいは飲まない日をつくってあげるため、休肝日2日といわれているのです。
週1日ではいけないのか、など言われる人がいますが、とにかく飲まない日というのをつくることが大切です。
これは、自分は酒におぼれていないぞ、ということを確認する意味でも大切です。
さもないと、アル中つまりアルコール依存症に走ってしまうことにもなりかねません。
この週2日の休みというのも「せめて」ということであって、休肝日は多ければ多いほどよいのはもちろんです。
次に大切なことは、栄養のあるものを食べることです。
酒飲みには食べない人が多く、栄養失調になっている人すらおります。
お酒を飲む人は飲まない人に比べて、栄養をとる必要があります。
数値も飲み過ぎも気にならない!肝臓の栄養素を凝縮したレバリズム-L
Amazonで肝臓をいたわる
楽天で肝臓疾患薬ネオレバルミンが激安 |
|