脂肪肝の食事療法

脂肪肝の食事療法

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脂肪肝の食事療法

もっとも理想的な体重とは、病気にかかることがもっとも少ない体重です。

それを多くの人の統計から決めたものが標準体重で、標準体重の求め方は、自分の身長をメートルで表し、その2乗に22をかけてだすことができます。

たとえば、身長165センチメートルの人は、1.65×1.65×22=60.0キログラムとなります。

プラスマイナス10パーセント以内ならまず正常とすると、54〜66キログラムの間にあればよいということになります。

次のような生活が脂肪肝の誘因になるます。

1.甘いものが好き

とくに、果糖の入った清涼飲料水やドリンクが脂肪になりやすいのです。

2.油(脂)ものが好き

油はカロリーが多く、糖は1グラム4キロカロリーなのに、油1グラムは9キロカロリーもあります。

3.夜食をとる

夜食は太りやすいのです。

4.早食いする

満腹中枢が15分後にはたらいて、もう食べなくてもいいという指令をだすのですが、それ以前に食べ終えると、たくさん食べてしまうのです。

5.ストレス

食べることによって、ストレスを発散しょうとします。

6.お酒が好き

アルコールーグラムは7キロカロリーですので、カロリーが余分になります。



7.運動をしない

運動するとカロリーが消費され、さらに筋肉がついてくるので、そこでカロリーが使われて肥満を防止します。

以上の7つの悪い習慣を改めること、それによって肥満が解消します。

肥満を治すためには、摂取カロリーを減らすことです。

ただし、栄養(たんばく質やビタミン・ミネラル・食物繊維など)は減らしてはいけません。

事務職などに従事している人の場合、体重1キログラム当たりの標準摂取カロリーは25キロカロリーです。

ですから、60キログラムの体重の人ですと、25×60=1500キロカロリーが標準です。

入院してカロリー制限する場合は、1000キロカロリーにすることもありますが、それは極端なので、せいぜい1300キロカロリーに制限し、油(脂)を減らし、ごはんは子ども用の茶碗に軽く1杯、塩辛いおかずはごはんがすすむのでやめます。

昼食は決まった大きさの弁当箱に入れていけば食べすぎません。

これらのことを、強い意志で2〜3か月つづけますと体重が正常に近づきます。

すると、からだも楽になり、肝臓もよくなり、精神的にも安定してきます。

アルコールが原因の場合は、お酒をやめること、これが第一です。

どうしてもやめられなくても、できるだけゼロに近づけること、そして、たんばく質の多いものを食べることです。

そうすれば治ります。

糖尿病の場合は、糖尿病をしっかり治すこと、決められた摂取カロリーを守り、運動をすること、糖尿病が治れば脂肪肝は自然に治ります。

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