肝臓にはとにかく安静?
肝臓が悪いときは、安静にしていることが必要です。
横になったほうが、肝臓のためにもいいからです。
よほど症状が重い場合、たとえば重症の肝炎とか、肝硬変で腹水のたまったような場合は絶対安静にします。
しかし、慢性肝炎でAST(GOT)、ALT(GPT)の値が100前後で安定しており、黄疸もないような人の場合は、一日中寝ている必要はなく、食後30分から1時間ほどの安静を守り、あとは軽い仕事をすることができます。
軽い仕事とは、会社に勤務している人でしたら、なるべく事務的な仕事につくようにするということになります。
安静、安静ということで、毎日が日曜日のような状態で、自由にしていよう、何もしなくていい、気ままに暮らしていいんだということで、寝るのも、食べるのも好きなようにする。
こんな生活は、からだによいだろうと思われるのですが、実はそうではないのです。
人間にはリズムがあり、脈は1分間に80とか、呼吸は20とか、朝、便が出るともう一日中出ないとか、ということです。
それと同じように、朝、何時に起き、何時に食事をとり、何時に寝る、ということもリズムになっているのです。
このリズムというのは、神経のバランスです。
心臓も胃腸も肝臓でさえも、からだ中にはりめぐらされた神経の支配下にあり、それによってコントロールされています。
神経はリズムであり、規則正しさで、朝起きると自然に唾液が出てきて食べ物が入ってくるのを待っているのです。
人間の血液の中のホルモンや白血球、リンパ球なども、朝、昼、夜の一定のリズムで数が上下しています。
ですから、規則正しい生活はからだのためになることであり、また、からだはリズムによって動いているともいえるのです。
たとえ、安静第一の生活といっても、起きる時間、食事の時間を一定にしませんと、かえってからだのバランスをくずし、抵抗力を低下させてしまいます。
これが、規則正しく、安静な生活をしましょうという理由なのです。
このことは健康な人にもいえることで、週休2日や3日ということで、休みの間に不規則な生活をしてリズムを狂わせては、かえって健康にもマイナスとなるのです。
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