薬剤性肝障害とは薬を飲んだことで障害
ある薬に過敏症があると、アレルギーをおこし、肝臓が悪くなることがあり、これを、薬剤性肝障害といいます。
かぜのときに、たった1錠かぜ薬を飲んだために黄疸がでて入院し、すっかり治るのに6か月かかったという例があります。
とくにアレルギー体質の人は、薬にも注意を払う必要があります。
また、以前に薬がからだに合わなかった場合も同じ薬を一生二度と使わないことです。
必ず手帳などにメモをして、病院に行ったら必ずそのことを伝えます。
2度目に同じ薬でアレルギーをおこすと、1度目よりも重症になります。
どういう薬が危険かということは、その人の体質にもよりますので、ひと言ではいえません。
やはり、多く使用されている薬、すなわち、かぜ薬、痛み止め(鎮痛剤)、抗生物質などによるものが多いのですが、まれには、ビタミン剤、消化剤、アレルギーを治す薬でもおこることもあり、油断はできません。
アレルギー体質の人は十分注意して、薬を飲んだら、発熱、発疹、かゆみなどの症状がでないかどうかに気をつけることが大切です。
さらに、一般的には、なるべくよけいな薬は飲まないように気をつけるということが大切です。
しかし、このような薬による過敏症、とくに肝臓がやられ、黄疸がでるということは、そうめったにおこることではありません。
こうしたアレルギーのほかに、薬のなかには、薬そのものが肝臓に対して毒性をもつもの、同じ薬を長く飲んでいて慢性の肝障害をおこすものなどがありますが、医師・薬剤師の指示を守って薬を服用してさえいれば、防げるものです。
肝臓が悪いときに肝臓の治療薬を飲むのはよいのですが、それ以外の薬は気をつけて飲むということになります。
肝臓には、解毒機能といって異物を無害なものにするはたらきがありますが、同時に薬も無効なものにしてしまいます。
ですから、睡眠薬を飲んで、翌朝目が覚めるのは、肝臓がその薬を分解して効かなくしてしまうからなのです。
薬を1日3回飲むわけは、薬を飲んでも肝臓のはたらきによって、すぐ薬が分解され、効かなくなるからです。
しかし、肝硬変などで肝臓のはたらきが悪いときは、薬を分解する力が弱くなり、薬が予想以上に効きすぎて危険なことがあります。
たとえば、睡眠薬を1錠飲んだ場合でも、正常の人が3錠飲んだのと同じくらいに効いてしまうので、2日間も眠りつづけてしまうことがあります。
必要もないのにやたらいろいろと薬を飲んだり、睡眠薬や頭痛薬などを飲みすぎないようにするということが大切です。
かぜ薬、頭痛薬、抗生物質などで肝障害がおこる場合があり、治療の第1は、原因となるあやしい薬物の服用をただちにやめることです。
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