便秘と肝臓の関係
便がたまると、便からアンモニアが発生し、血液の中に入り肝臓に運ばれます。
そこで分解されてしまいますので、通常は何事もおこりません。
しかし、肝臓のはたらきが弱くなっていると、アンモニアを分解することができなくなります。
そうすると、アンモニアが脳にはたらいて脳を障害し、意識がもうろうとなってしまうのです。
これを肝性脳症あるいは肝性昏睡といいます。
ですから、肝臓のためには便秘はよくありません。
毎日、便通があったほうがよいのです。
3、4日便通がないときには、下剤を飲んででも、便通を整えたほうがよいのです。
これは、肝臓の悪くない人でも同じです。
毎日便通があるためには、冷たい水や冷たい牛乳を飲んでもいいし、繊維の多い食品を食べることも必要ですが、もっとも大切なのは、生活にリズムをつけることです。
朝、日が昇り、夕、日は沈みますので、朝、目が覚め、夜、眠ります。
呼吸は1分間に20、脈は80、このように、自然にも人間にもリズムがあり、気づいていませんが、腸にもリズムがあります。
たとえば、朝、目が覚めると便が出たくなる、朝食をとるとその刺激で便が出るということがあります。
これは人によってちがいますので、ある人は会社に着くと出たくなる、ある人は夜になると出たくなる、という具合です。
自分なりの排便のリズムに乗ってしまえばよいのです。
そうすれば、苦労しなくても、意識しなくても、便通は毎日あるようになり、肝臓も安心だということになります。
逆に、下痢が長くつづいていても、肝臓が悪くなることがあります。
この場合には、下痢を治すことです。
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