肝臓病はどんな治療
肝臓病の薬にはさまざまなものがあり、それぞれ病院の医師が患者さんの症状や病態に応じて処方してくれます。
肝臓が障害されている際には、肝臓の中のビタミンが欠乏するため、健康人の数倍の量を必要としますので、総合ビタミン削が必要です。
とくに、出血しやすい場合はビタミンK、ビタミン∪を補います。
慢性肝炎には熊の胆(胆嚢)と同じ成分のウルソデスオキシコール酸製剤がAST・ALT(GOT・GPT)の改善に効果があり、また、プロヘパール、EPL、グルタチオン、グリチロンなどが用いられます。
漢方薬としては小柴胡湯(しょうさいことう)、十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)などが慢性肝炎に用いられ、さらにAST・ALTなどが高い値を示し、治りにくい場合は、強力ネオミノファーゲン∪の静脈注射が毎日または週3回から2回投与されます。自己免疫性肝炎などの特殊な場合には、副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)削が使用され、慢性肝炎では、肝炎ウイルスを除去するためにインターフェロンが用いられます。
肝硬変などで食道静脈瘤があり、しかも破裂出血の危険のある場合には外科的に治療する場合もありますが、最近では結さつ療法、硬化療法といって、手術をせずに内視鏡だけで治す方法が広く用いられています。
この方法は、ファイバースコープで食道静脈癌にゴムリングをかけたり、針を刺して、そこから塞栓物質を注入して静脈癌をつぶす治療法で、危険もなく行うことができます。
肝臓の一部にがんのある場合、あるいはがんの疑いがあり、今のうちに治療しておいたほうがよい場合には次のような治療法があります。
ラジオ波治療は現在、もっとも広く行われている方法です。
ラジオ波は電磁波の一種で、局所麻酔のもとに直接肝臓に針を刺して病変の部分に当て、通電して熱で凝固治癒させてしまうというものです。
がんが2センチメートル程度であれば1回の治療で完全に治癒し、入院も2〜3日ですみます。
それ以上大きながんでも治療法の工夫によって治癒させることができます。
外科的手術は、ラジオ波治療のできにくい場合、大きながん1か所にある場合に考慮されます。
肝動脈塞栓術は、血流の多いがん、あるいはがんが数個ある場合に効果があります。
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