たばこやコーヒーの肝臓への影響は
たばこには、次のような作用があります。
第1は、血管を収縮させる作用があることで、血管の収縮は、心臓や胃のはたらき、肝臓への血液の流れなどに影響を及ぼしかねません。
第2は、たばこの中にアセトアルデヒドという物質があるため、たばこを吸うと、この物質が体内に増えてくることです。
アセトアルデヒドは、アルコールが分解されるとできるもので、悪酔いのもとにもなり、肝臓をいためるもとにもなります。
お酒を飲みながら喫煙すると、酒の害が2倍になるのです。
また、たばこは呼吸器にとって大きな害になります。
コーヒーやお茶は、カフェインの作用で気分がさっぱりし、疲れもとれ、ほどほどに飲むなら、肝臓にとって心配することはありません。
わさび、カレー、こしょうなどの香辛料は、栄養になるものではなく、食欲を増したり、よい風味で気分を転換するはたらきがあります。
これら強い刺激のあるものは、肝臓で解毒し分解しなくてはならず、それだけ肝臓に負担になるといえます。
しかし、実際に使う量はごく少量で、すぐ肝臓に影響するというほどではありません。
ほどほどにというところです。
合成保存料や合成着色料が含まれた加工食品、内容のわからない食品や薬のようなものは、できるだけとらないほうがよいです。
肝臓のためには、自然に近いものがよいのです。
しかし、食品添加物などについては、基準をクリアして許可されたものは無害なわけですから、あまり神経質にならなくてもよいです。
かえって、限定されたものしか食べられないで、バランスのとれた栄養がとれなくなることのほうが問題です。
ある人はとても模範的な方で、生活は規則正しく、酒もやめ、肝機能の値も安定していました。ところがある日、急に肝臓が悪くなり、黄疸まででて入院してしまいました。
それは、身内の結婚式に呼ばれ、つい飲みすぎてしまったとのことでした。
慢性肝炎の養生は長いので、その人は病気について勉強し、何がよいか悪いかも知っていて、からだには十分気をつけ、規則正しい生活を送っています。
ところが、冠婚葬祭の席では、たいていお酒がでます。
「私は飲みません」といっても実際そうはいきません。
「おめでたい席なのだから1杯だけ」「遠いところを来ていただいてありがとう、まあ1杯」などと誘われます。
せっかく、ふだん「よい患者」であったのに、たちまち善意の誘惑に負けて酒を飲みすぎ、からだを悪くしてしまうのです。
ですから、日常的でない出来事には、なるべくかかわり合いをもたないほうがいいのです。
それが自分のからだを守る道なのですから。「肝臓の具合が悪く、出席できないのです」「医者に止められているから」など、なんとか理由をつけて、じようずに断ればいいのです。
また、子どもや身内の結婚式など、どうしても出席しなければならない場合もあるでしょうが、それ以外の旅行はなるべく少なくするようにします。
遠方ですと、行って帰ってくるだけでも疲れます。
交通機関が発達し、東京と九州を日帰りでなどということにもなってしまいます。
そうなると、いっそう疲れることになり、疲れからの回復にも時間がかかります。
その結果、人間関係を保つことはできたけれども、肝心の自分のからだはこわしてしまった、ということになりかねません。
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