肝臓病治療薬以外の薬の飲み方
肝臓が悪いとき、肝臓の薬を飲むのはよいのですが、それ以外の薬はなるべくなら飲まないようにします。
というのは、薬を飲むと、肝臓はその薬を分解するために余分にはたらかされてしまうからです。
睡眠薬を例にあげると、睡眠薬を飲むと翌朝にさわやかに目が覚めますが、それは、ひと晩のうちに肝臓がはたらいて薬を分解してしまうからです。
睡眠薬が肝臓で分解されて、睡眠薬としてのはたらきがなくなって効かなくなり、眠りから覚めるのです。
もし、肝臓のはたらきが低下していたら、分解する力が弱いのですから、睡眠薬がなかなか分解されません。
分解されないから、いつまでも効いていて、眠りつづけるということになります。
実際、肝硬変の患者さんが、睡眠薬をたった1錠飲んだだけで2日間眠りつづけてしまったという話があります。
あまりたくさんの薬を飲みすぎて、その薬のために肝臓が悪くなることもあります。
いろいろな薬を飲んでいる場合には、試しにその薬の服用をやめる必要があります。
すると、肝臓のはたらきがどんどんよくなる場合があるのです。
これで、薬のために肝臓が悪くなっていたのだということが証明されます。
たった1錠の薬を飲んだだけで、肝臓が悪くなることもあります。
これはアレルギー体質のため、その薬にアレルギー反応がでてしまうような場合があるからです。
アレルギー体質の人、つまりぜん息やじんましんのおこりやすい人、薬を飲むと皮膚に発疹のできやすい人は、アレルギー体質であるということを医師や薬局の人に伝え、そのうえで薬をもらうようにします。
病院の薬以外にも、民間療法的な栄養・強壮剤がありますが、それらも、ときにからだに合わないことがあります。
また、お酒といっしょに薬を飲むと、薬の強さは2倍にも3倍にもなってしまいます。
お酒と睡眠薬をいっしょに飲むと、薬が効きすぎて、ひどい場合には命にかかわることもあるのです。
お酒を飲んだら薬は飲まないことです。
どうしても飲むときは酔いが覚めてから飲むことです。
お酒を飲む直前に薬を飲むことも、結局は同じことですからやはり危険です。
頭痛薬だ、睡眠薬だ、下剤だ、消化剤だなんだと、必要もないのにいろいろ薬を飲むのはやめるようにします。
しかし、かぜをひいて39度くらいの熱があるのなら、早めにかぜ薬を飲んで治してしまいます。
また、高血圧や糖尿痛を治療するための薬を飲むのはかまいません。
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