発達に合わせた自立
自閉症の子は、発達の歩みに個人差があり、ゆっくりと発達の階段を上っていく子もいれば、比較的早く上っていく子もいます。
今の子供の姿や能力を客観的に見つめ、少しでも自立できるようにサポートしていきます。
子供の発達は、一つ一つステップを積み重ねていくもので、どこまで発達するかは、子供の能力次第です。
親は、10年先のことを心配して、焦る傾向にありますが、きちんと現実を見据え、無理のない目標を設定します。
学校を卒業すると、社会的な支援がなくなるように感じるかもしれませんが、これまで通り、子供の能力を十分に発揮できるように家庭や職場の環境を整えます。
難しいことを習得したり、たくさん話したりすることも大切ですが、将来仕事をすることを考えた場合、一つの仕事を最後までやりきる能力も大切です。
自閉症の子は、1人で自立して課題に取り組むことを好む傾向がありますから、その特性を生かして能力を身につけていきます。
学校や職場の中で、どんなことに困っているか、どんなことを身につけさせるべきかを見極め、教えていくことが自立へつながります。
うつ病がんばるな!
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