自閉症の子の学校選び
学校選びで大切なのは、親が行かせたい学校ではなく、子供が安心して学べる学校を選ぶようにします。
子供の今の能力と、どの程度までの発達を目標にするかを明確にし、高すぎる目標は子供に負担をかけ、かえってうまく能力を伸ばせません。
一般的に、知的障害を伴う自閉症の場合は、特別支援学校を選択することが多いようです。
ただし、知的障害がなく、他の子供たちと同じような学校生活が期待できる子の場合は、通常学級を選ぶこともあります。
また、身近な地域の学校では、どんな支援体制をとっているのかを調べることが大切で、特に、通常学級や特別支援学級では、発達障害の子供の療育に詳しい教師がいるか、学校全体の支援体制はどうかなど、学校によって異なります。
特別支援学校は1クラスが少人数で、複数の先生が指導に当たり、担任の先生が子供の特性に応じて個々の教育プログラムを作ります。
授業も教科以外に、感情の理解や状況判断などの社会面を養う授業、余暇を充実させる授業などが設けられているのが特徴です。
通常学級で学ぶ場合は、言葉や対人的なスキルがある程度発達しているかが大事なポイントとなります。
そのため、多くの場合は、知的障害のない高機能自閉症が中心です。
通常学級は、障害のない子達と一緒に学ぶため、社会性の発達を促すにはよい環境で、授業では他の子供と同じ程度のことが求められますが、学校内に特別支援学級があれば、週に何回か、特別支援学級に通って必要なサポートを受けることができ、これを通級指導学級といいます。
うつ病がんばるな!
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