目で見る情報で会話
子供とのコミュニケーションは、子供にとってわかりやすい方法で行うことが基本です。
自閉症の子供は、耳から入る情報よりも、目で見る情報の方が受け止めやすいという特性をもっています。
子供に何かを伝えるときには、この特性を生かして、絵を描いたカードや写真を使うと効果的で、例えば、子供にコップを持ってきてとお願いする場合、言葉で何度言っても伝わらないのに、コップのイラストのカードを示すと、すぐに理解してコップを持ってくるということがよくあります。
また、子供の側から何かを伝えたいときにも、絵や写真を使ってみます、特に言葉をうまく使えない子供は、自分の気持ちを相手にうまく伝えられなくて、もどかしい気持ちになったり、パニックになってしまうこともあります。
また、自閉症の子供に指示するときには、抽象的な表現やあいまいな表現は避けます。
例えば、「ちょっと待って」の「ちょっと」はどれくらいの時間なのか、自閉症の子供にはわかりません。
指示するときのポイントは、できるだけ具体的にすることで、例えば、「5分待って」など数値化して伝えます。
うつ病がんばるな!
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