集団生活のルール作り
保育園、幼稚園、小学校などでの集団生活で、今まで家庭ではあまり目立たなかった苦手なことが、集団生活の中ではっきり見えてきます。
子供の苦手なことや直面したトラブルは、マイナスにとらえず、今後子供が集団の中でうまく生きていくために、どのようなサポートが必要かのヒントにします。
授業中の過ごし方など、集団生活の基本的なルールから教えますが、自閉症の子には、他の子供と同じようにするようにいっても、伝わりません。
具体的に、「授業中はおしゃべりはしない」「友達を叩かない」「席に座る」などのルールを決め、守れたらほめてルールを身につけさせていきます。
初めはルールが守れなくても、同年代の子供たちの中に身をおくことでよい刺激を受け、徐々に社会的な行動が身につくようになります。
また、人から「おはよう」と言われたら、「おはよう」と返す、といった挨拶の仕方や、人との距離の取り方なども、自閉症の子供は教えられなければわかりません。
相手のすぐ近くまで寄って見つめたり、相手が不快に思うような言葉を言ったときは、その場ですぐに正しいやり方を教えていきます。
友達を作ることも大事ですが、まず基本的ルールを身につけさせ、周囲の子供に受け入れられるような雰囲気を作ります。
うつ病がんばるな!
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