自閉症の子の兄弟姉妹
自閉症の子にとって、兄弟姉妹は心強い存在です。
しかし、自閉症の子がいると、どうしても生活の中心がそちらになり、障害のない兄弟姉妹は後回しにされがちです。
親に甘えたいと思っても、親は自閉症の子供にかかりきりで、さびしい思いをしたり、また、障害がないということで期待されたりして、プレッシャーをかけられることもあります。
家庭内だけでなく、学校でも、障害のある兄弟姉妹のことで、からかわれたりいじめられたりすることがあります。
また、自閉症の兄弟姉妹が対人的なトラブルを起こしたときなど、恥ずかしいと思ってしまう場合もあります。
兄弟姉妹にも、自閉症の子供と同じくらい大事な存在だということを伝え、気持ちだけではなく態度で愛情を注いでいくことが大切です。
兄弟姉妹から自閉症の子供について、どうして他の子と違うのか、などと質問されたら、誠実に疑問に答えます。
小学校低学年までなら、自閉症という言葉を使わず、「お話の意味がわからないときがあるの」など、特性について説明します。
障害を理解できる年齢になったら自閉症を教え、何に困りやすいのか、子供が共感しやすい説明をします。
うつ病がんばるな!
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