就職か進学かを検討
自閉症の子供は、発達に大きな個人差があり、子供の進路を決めるときには、どの程度自立して生活できるかという自立度と能力に合わせて、就職か進学か、あるいは家庭での生活を中心に過ごすかという方向性を決めていきます。
就職先には、一般企業や特例子会社など障害者を中心に雇用している企業、あるいは授産施設や作業所などでの福祉的就労が考えられます。
本人の特性や得意、不得意によって、働きやすい場を見極め、また、特別支援学校の高等部や、高機能自閉症ならば一般の高校への進学も可能です。
特別支援学校では、中学校から職業を見据えた授業が行われ、作業学習として、パンを焼いたり校内の掃除をしたりします。
働く活動を通して、現実に即した学習が行われ、地域の企業やお店と協力して、バザーを行うこともあります。
知的レベルが高く、コミュニケーション能力が十分発達していれば、大学に進学し、一般企業に就職することもできます。
将来も本人が安定した気持ちで日々送れるよう、周囲の人と相談しながら、進路を決めていきます。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|
|