言ってはいけないことを教える
自閉症の子は、もともと自分の気持ちを表現するのが苦手で、何を考えているのかわからないという印象を与えてしまいがちで、さらに、相手に配慮した言葉を選ぶのも苦手なので、トラブルになることもあります。
相手の気持ちや暗黙の了解という抽象的なものを理解できないために起こるもので、本人に悪気はありません。
人と会話がうまくできるようになると、周囲からも受け入れやすくなり、相手に不快な思いをさせず、円滑に付き合えるようにするために、きちんと会話のルールを教えるようにします。
特に、言ってはいけないことを教えたり、また、会話に割り込んだり話題を変えたりするときには一言断る、一方的に話すのではなく、相手と交互に話すなどを教えることは大切です。
人に顔を近づけすぎたりする行動は、人との距離の取り方がわからないために起こり、子供のうちは許されても、成長ととともに受け入れられなくなってきます。
家族、同姓、異性のクラスメート、学校の先生、初めて会う人など、それぞれの関係に合わせて、距離の取り方を教えます。
人に話しかけるときのマナーや、あいさつの仕方など一定のルールを教えます。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|
|