名前を呼んだら振り向く練習
自閉症の子供は、定型発達の子供よりも発達が遅いかもしれませんが、子供の特性に合った対応をして根気よく働きかければ、その子なりのペースで発達します。
育てていくことで大切なことは、まず、自閉症の特性やタイプを見極め、子供のレベルにあった目標を設定することが大切です。
あまり高すぎる目標は、子供の負担になってしまい、よい結果にならず、逆に目標が低すぎても、子供の能力を十分に開花させることはできません。
乳幼児期ですべきことは、まずコミュニケーションの基本を教え、生活の基本となる生活習慣をしっかり身につけられるようにしていくことです。
子供のできたという経験が自信となって、情緒の安定や発達を促すことになるのです。
まず身につけさせたいのは、名前を呼ばれたら呼んだ人のほうを振り向くということで、定型発達の子は教えなくてもできることですが、自閉症の子供は、名前を呼ばれることの意味を理解できないため、きちんと教える必要があります。
名前が呼ばれることの理屈は理解できなくても、まずは名前を呼ばれたら振り向くというルールを身につけさせます。
始めのうちは無視するかもしれませんが、視線をチラッと向けるだけでも、それをきちんと褒めてあげます。
できたら褒めるを繰り返すうちに、徐々に振り向いてくれるようになります。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|
|