具体的なスケジュール
自閉症の子供は、予測できない状況や変化への対応が苦手で、何かをしてもらおうと思って、その都度呼びかけても、子供は混乱するだけです。
そこで役立つのがスケジュール表で、あらかじめ1日の流れを表にしておき、それに沿って行動するようにします。
自閉症の子供は好きなことに没頭しやすく、なかなか次の行動に移ることができません。
しかし、スケジュールを示すことで、行動を促しやすくし、時計が読める子は時計の絵を描いて示します。
また、子供が危険なことをしそうになったら、その場できちんとやめさせ、後で注意しても、何のことかわからないためです。
短い言葉で、穏やかな低い声で指示し、慌てて叫び声を上げたり、怒鳴ったりすると、子供を驚かせるだけでなく、内容が伝わらず、かえってよくない結果になることがあります。
「ダメ」「やめなさい」という言葉は使わないようにし、それは何をすべきかわからず、混乱させてしまうからです。
代わりにどういう行動をすればよいかを具体的に教えます。
これは不適応行動を適切な行動に置き換える療育の基本的な考え方と同じです。
うつ病がんばるな!
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