表情と感情を理解する
自閉症の子供は、人の表情を読んだり感情を察したりすることが苦手で、また、自分の感情を表情にするのが難しい子もいます。
しかし、トレーニングをすることで、人の表情や感情を理解することができるようになることもあります。
トレーニングの方法は、写真や絵、ビデオなどを見て、どんな場面で、どのような感情になるのかを理解させる方法や、本人が「楽しい」「悲しい」「怒っている」などと感じている場面で、その表情を表した絵や写真を示すという方法があります。
また、子供にコミュニケーションのルールを教える場合、次の点を踏まえ、できるだけ混乱させないように教えます。
子供からの働きかけがあった場合、同じ働きかけには同じ反応を返します。
また、新しいスキルは、1つの場面につき、1つだけにします。
例えば、おやつの時間にお菓子のカードを差し出して、「ください」と要求させるルールを作ります。
これを覚えてから、遊びの時間におもちゃを要求させるなど、他の場面のルールを教えるようにします。
同時に教えると、時間や場所が異なることで子供が混乱し、なかなか覚えられないためです。
うつ病がんばるな!
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