友達を作るのが苦手
自閉症の子は、特に同年代の子とかかわることが苦手で、その理由は、変化や予測のできない状況を苦手とするからです。
他の子の出すわずかなサインを読み取って、どんな行動をするか、どんな反応をするか予測しにくいからで、そのため、自閉症の子にとって、同年代の友達とかかわることは大きなストレスになるのです。
また、相手の気持ちを考えたり、共感しあったりすることが苦手で、友達とかかわりたくても、どう接したらよいかわからず、相手が期待している以外のことをしてしまう場合もあります。
自閉症の子にとって、友達作りは複雑で難しく、そのため、自分の特性を理解し、行動しやすいように支持をしてくれる大人と接するほうが安心できるのです。
また、多くの子供は、自分がヒーローやお母さんになったり、人形を誰かに見立てたりしながら、架空のお話を膨らませて遊びます。
しかし、自閉症の子はこうした遊びをせず、人形で遊んでいても、何かに見立てるわけではなく、ストーリーもどこかで見聞きしたフレーズを再現するだけに留まります。
友達が一緒にいても、やりとりをしようとしないので、物語が変化したり、発展したりしません。
これは自分が自分以外の誰かになることを想像するのが苦手だからと考えられます。
うつ病がんばるな!
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